少子化の問題をざっくり並べてみる
このBlogは日本がこれからも元気であるために、今に失望しないよう応援するBlogです。
ですから、余りネガティブな事は書きたくないのですが、冷静に考えるために少子化による問題点をざっくりと並べてみます。
幼稚ですが、こんな図を作ってみました。
少子化の悪影響が語られるパターンは、概ね、上のように説明されていると思います。
どれも、人が減る事で単純に起こり得る問題ですし、実際の政策にも影響を与えてきた事は誰でも知っていることですね。
では、どれも「産めよ増やせよ」で解決できるのか?と言えば、あまりにも無理があります。
人口の増大が起きるためには、早婚が望ましいのですが男女ともに晩婚化の傾向が続いています。
これは「平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況」という厚労省が発表している統計から拝借した表ですが、
パット見で分かる通り、年々、徐々にですが男女ともに初婚年齢の平均値が遅くなっていて、わずか20年の間に男性が1.6歳、女性で3.1歳も後ろに倒れています。早婚化とは全く逆方向に突っ走っているという状況ですね。
また、もう一つは私達が三次元に生きている事です。つまり「時間」というファクターを除いて問題を解決できないのですから、もし今日、大量に子供が産まれたとしても、生産年齢になるには15歳になるのを待つしかありません。
「少子化で日本は終わる」と言う人たちには、この厚労省の統計は力強い(?)証拠になるのでしょうね。
でも、日本は終わりません!